花粥メニューってカロリー低そうだけど、実際はどれくらいあるのか気になったことはありませんか?
ダイエット中でも安心して食べられるのか、それとも見た目以上にしっかりカロリーがあるのか。この記事では実際のセットメニューをもとに、推定カロリーや満腹感をわかりやすく整理しました。
さらにセットの内容によってはカロリーをもう少し抑える「ちょっとした工夫」についても紹介しています。カロリーを気になる方にとって、無理なく満足できる花粥の選び方が見えてくる内容です。
花粥セットのカロリーはどのくらい?
台湾粥と選べるミニ麺セット(豆乳鶏湯麺と台湾蒸し鶏粥)

ハーフサイズの台湾粥を+330円(税込)で蒸し鶏粥にアップグレードし、ミニ麺は豆乳鶏湯麺を選択したセットです。
構成は粥・麺に加え焼売・春巻き・サラダ・梅ザーサイ、デザートとバランスの良い内容になっています。
豆乳鶏湯麺はまろやかでコクがあり、台湾蒸し鶏粥は鶏のうま味と出汁が感じられる、あっさり系の仕上がりです。カロリーは推定710kcal〜820kcal程度と考えられます。
女性が食べた場合のボリューム感としては「満腹ではあるが、デザートならもう少し食べられそう」といった印象。品数が多く油分は控えめで、胃に重さを残さず自然と食べきれる内容です。
台湾粥と選べるミニ麺セット(蒸し鶏翡翠麺と雲呑粥)

ハーフサイズの台湾粥を+330円(税込)で雲呑粥に変更し、ミニ麺は蒸し鶏翡翠麺を選択したセット。粥・麺に加え焼売、春巻き、サラダ、梅ザーサイ、デザートが付き、全体として彩り豊かな構成です。
翡翠麺は塩味ベースでさっぱりとした後味。雲呑粥はとろみのあるスープと雲呑の組み合わせで、軽さの中にしっかりした食べごたえ抜群。こちらのカロリーは推定790kcal〜910kcalと考えられます。
豆乳鶏湯麺と蒸し鶏粥を選んだ場合に比べてカロリーが高めなのは、揚げ物や雲呑などの皮つき具材が多く、全体的にエネルギー密度が高くなる構成だからです。
台湾蒸し鶏粥と点心3種セット

このセットは蒸し鶏粥(レギュラーサイズ)に点心3種(肉焼売・餅米焼売・海老蒸し餃子)と梅ザーサイが付いた構成です。粥は丼の底が深く、見た目以上にしっかり量があります。
こちらのカロリーは推定520kcal〜590kcalと考えられます。
粥の水分と米量で満腹感が得られやすく、一般的なセットと比較しても腹持ちはかなり良好。男性でも食後5時間程度は空腹を感じにくいケースもあり、ボリューム重視で選ぶ方にも十分対応できます。
点心はすべて蒸し調理で脂っこさがなく、全体として重たくならない構成です。ヘルシーかつしっかり食べたい方にとって、満足度の高い内容といえます。
花粥は本当にヘルシーなのか?
花粥セットは実は高カロリーな一面も



今回紹介した3つのメニューは、一般的な外食と比べて脂質が少なく胃にもたれにくい構成です。蒸し調理や茹で中心のため油を多く使わず、それでもしっかり食べた感覚が残るのが特徴です。
特に粥は水分量が多く、見た目以上に満腹感が得られやすい構成になっています。
ただし実際にカロリーを見てみると、蒸し鶏粥と点心3種のセットは推定520kcal〜590kcal程度とかなり低めだった一方、台湾粥と選べるミニ麺セットは推定710〜910kcal程度という結果になりました。
つまりセットにすると「油断ができない」可能性があります。とはいえ、せっかく外食するならセットで楽しみたい人も多いはず。そんなときに役立つ「ちょっとした工夫」を次のパートでご紹介します。
カロリーをもっと抑えたい人への裏ワザ

台湾粥と選べるミニ麺セットは「粥をアップグレードせず基本の台湾粥を選ぶ」ことで、摂取カロリーを推定680〜770kcal程度に抑えられます。
さらにもうひとつの裏ワザが、「春巻きを彼氏にあげる作戦」です。春巻き1本を抜くことで、最終的な摂取カロリーは推定540〜630kcal程度に収まります。
揚げ物を自然に避けられるうえ、彼氏は「粥だけじゃちょっと物足りない」と感じているタイミングなので、ありがたく受け取ってくれるはずです。
結果的に自分の摂取カロリーは下がり、彼氏の満足度は上がる。これはもう、ダイエット中のカップルにとって平和的かつ実用的な必殺技です。
我慢せずにちゃんと満足感を残しながら工夫したいときに、ぜひ活用してほしい選択肢です。
花粥が長く支持されている理由

この店は以前から家族連れやカップルの利用も多く、「ちょっとした休憩や夕食」にちょうどいい存在として親しまれてきました。
近年はやや価格が上がった印象もありますが、以前より器や盛り付けが丁寧で華やかになり、「映える外食」としての魅力が高まっています。
蒸し鶏や翡翠麺、野菜の彩りなど健康に配慮された構成でありながら、きちんと満足感も得られる点が嬉しいところです。
特に粥をメインにした外食スタイルはまだ少なく、脂っこい料理が続いてしまいがちな中で、こうしたメニューが選べること自体がありがたいという声もあります。
気負わず食べられて体にやさしく、それでいてちゃんとおいしい。この店を勧めたくなる理由は、まさにそのバランスにあるのかもしれません。
まとめ

花粥と聞くと、あっさりしていて物足りないという印象を持つ方もいるかもしれません。
けれど今回紹介した3つのセットを見てもわかる通り、実際は構成がしっかりしていて、カロリーを抑えながらも十分に満足できる内容です。
特に粥の持つ「腹にたまる力」と「蒸し点心や麺との組み合わせ」は見た目以上のボリュームにつながっています。
ダイエット中でも外食を楽しみたい、油っこい料理は避けたい、でも味も手を抜きたくない ― そんなときに花粥セットはちょうどいい選択肢になりそうです。
ほんの少しだけ工夫すればさらに摂取カロリーを抑えることもできますし、食後の満足感にもつながります。次にこのメニューを選ぶときの参考になれば幸いです。
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