SNSやYouTubeで、白いご飯の上に鮭の小さなかけらが乗った「ぼたっこ飯」を見て、「これで本当にご飯が食べられるの?」と思った人、多いと思います。
見た目はかなり地味なのに、なぜか妙にうまそうに見えてしまう。気になって通販サイトで調べると、びっくりするほど高いうえに、「思ったよりしょっぱくない」という声もちらほら…。
そうなると、「だったらスーパーの鮭で自分で作れないの?」と思ってしまうわけです。
この記事では、スーパーで買った鮭の切身で「ぼたっこ」っぽいものを実際に作って食べてみた話を、そのまま書いていきます。
ぼたっこの作り方:塩ぶっかけて放置するだけ



結論から言うと、「ぼたっこ的なもの」はかなり簡単に作れます。鮭に塩をぶっかけて、冷蔵庫で寝かせるだけ。これだけでそれっぽいものが完成します。
一般的に言われるのは、鮭の水分をふき取って、重量の10%〜15%の塩をまんべんなくまぶし、数日寝かせている間もこまめに水分をふき取るというもの。
まあでも…正直そこまで手間かける気にもならないので、自分は全部フィーリング。塩の量は適当にドバッと、鮭が白く覆われるくらい。



鮭は普通にスーパーで売ってる安い切り身でOKで、ハラスやサーモンは脂が多いので、あまり向かない印象でした。塩は食塩ではなく、粗塩を使った方がうまくいきます。
スーパーの安いやつで十分なので、塩はちょっとこだわった方がいいかもです。寝かせるのはラップやジッパー付き保存袋でも大丈夫ですが、水が出るのでタッパーがおすすめ。
100均ので十分なので、仕込用と保管用で分けておくと便利です。水はこまめにふき取った方がいいのですが…自分は面倒なので放置プレー。
それでも今のところ問題なく食べられてるので、ここは自己責任でいいと思います。
自家製ぼたっこで白メシはガツガツいけるのか





その「お味」ですが…、寝かせる時間で変わってきます。まず1日くらいで焼いてみると、まだまだ「超辛い塩鮭」という感じで、ぼたっことしては「ちょっと弱い」印象です。
ひとかけで食べられる白メシの量も、150gくらいが限界といったところ。なので、そこからさらに寝かせて3日目くらいになると、雰囲気が一気に変わってきます。
鮭から水分が抜けて身が締まり、焼くことでさらに水分が飛んでいきます。また、焼いた後に一度冷ますのが地味に重要で、冷めることで塩味が全体に馴染んで、味がまとまる。
そして、これによって鮭の身がパサパサに変わってきます。




この「パサパサほぐれる感じ」が重要で、コンビーフとかビーフジャーキーみたいな繊維状に崩れる状態になると、歯で少しずつ削って大量の白メシをがっつける。
超辛い塩鮭は「塊のしょっぱさ」ですが、これは細く小さくほぐした繊維が「鮭味の塩」なので、自然な塩味と旨味で白メシがドンッと進む。
ここまで来ると、ひとかけで200gくらいの白メシが消えます。他のおかずはいらないし、味噌汁すら不要。これだけで一食成立する、超コスパ飯が完成します。
本物は知らないが「しょっぱい鮭」が好きなだけ

ここまで書いておいてなんですが、私は本物のぼたっこを食べたことはありません。
通販で取り寄せようか、秋田の物産ショップで買ってみようかと思ったんですが…、「意外にしょっぱくない」という口コミもあって、手が止まりました。
また、仮にそれを食べたとしても、「自分は本物を食べたんだ!」と秋田の人に言えるのか…?と考えた時、うーん微妙だなと思ったんです。

それなら、「的なもの」を自分で作ってしまおう!と考えたのが、今回の流れです。そもそも自分が食べたいのは「ぼたっこ」ではなく、単純に「超しょっぱい鮭」。
昔、年末に粗巻鮭を丸ごと頂いたことがあって、普通の包丁で必死に切り分けたんですが、とにかく塩が強かった。
ただ、それがすごくおいしくて、最後の一切れを食べる時は、まさに「荒巻鮭ロス」で苦しんだほどです。

最近は健康志向も高まってきているせいか、あそこまで塩が強い鮭はあまり見かけませんが、やっぱり鮭って、塩で食うとうまいんですよね。
なので今回みたいに自分で作れば、それなりに満足感は出せるはず。気になる人は、一度やってみてもいいと思います。






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