「週末のデート、何食べたい?」っていうLINEに、「イタリアンがいいな~♡」っていうテンプレ回答が通用しない「めんどくさい彼氏」を持つアナタへ。
一般的な恋愛テクニックの「正解例」に従っても彼氏の反応が微妙だった…っていう経験、ありませんか? 本記事では、そのモヤモヤの正体を「彼氏側の思考回路」から暴いていきます。
テンプレ回答が彼氏の地雷になる理由、うまくいくLINEの本質、そして言葉をどう選ぶべきか — この記事を読めば、どう返事しても「は?」って言ってくる「めんどくさい彼氏」の攻略法が見えてきます。
少しだけ視点を変えるだけで、LINEのやりとりがスムーズになって、デートの空気も変わるはずです。
「良い回答例」に対するめんどくさい彼氏の反応
「一緒にお酒が飲める落ち着いたお店がいいな」はダメ

「一緒にお酒が飲める落ち着いたお店がいいな♡」という返答は、一見すると丁寧で好印象。でも彼氏がまだ社会経験が浅かったり、デート慣れしていない場合、プレッシャーになる可能性があります。
特に「落ち着いたお店」という条件が曖昧なので、「居酒屋じゃダメなの?」「どの程度のお店に行きたいわけ?」と、彼の中で疑問が渦巻きます。なので彼氏の反応は「え?ああ…、うん。」みたいな感じかも。
でもこの条件で彼氏が「行きつけの店」を即答してくるようだったら、「逆に不安」じゃないですか?「お前、私以外の誰と行ってんだよ!💢」って。なので、オドオドしてるのは「むしろ愛おしい反応」。
そんな時は「居酒屋でも全然大丈夫だよ?」とか、「お酒なしでもゆっくりできればいいよ。あの店なんてどう?」など、条件を緩めたり、フォローしてあげると上手くいきます。
「今日はイタリアンか、中華の気分なんだよね」はダメ

「今日はイタリアンか、中華の気分なんだよね♡」という返答。多くの恋愛メディアでも「初デートはイタリアン!」と紹介されてますし、普通の彼氏だったらこれが正解です。
でもアナタの相手は「めんどくさい彼氏」、アウトな返答になってしまう可能性があります。
なぜなら、みんなが好きなものや、無難な選択肢を避けたがるタイプの「めんどくさい彼氏」は、「普通」「一般的」「流行」というモノを極端に嫌がるから。
イタリアンは好感度MAXのデートメシですが、アナタが「それ」を提案してしまうことで、「ありがちな女」として逆に評価を下げてしまう。
イタリアンに行きたい場合は「たまにはデートっぽいお店もいいよね」と、食事よりも雰囲気の提案で、彼氏が自らイタリアンを提案してくるよう「誘導する」のが理想形。
めんどくさい彼氏には、「自分で選んだ感」を持たせるのが重要です。
「焼き鳥屋とかは?女一人だと入りづらいから」はダメ

「焼き鳥屋とかは?女一人だと入りづらいから♡」という提案。一見親しみのある言い方ですが…、地味に難易度高めな要求です。というのも、「焼き鳥屋」と言っても、イメージは人によって大きく異なるから。
おしゃれなカウンター焼き鳥のお店を想像してるなら問題なしですが、アナタがもし「赤提灯の大衆焼き鳥屋」を想定している場合は要注意。
そういったお店は、年配の常連さんたちが社交場として通う「地元の縄張り」的な場所が多いので、実は男ひとりでも入店難易度が非常に高いんです。
だからデートで「赤提灯」を指定されると、彼氏の方も「え、マジ?」と戸惑ってしまう可能性が高いはず。
もし彼氏が「飲み歩き趣味」を公言していたり、会話の中で「お気に入りの店」が出ていたのなら、それに絡めて言うのはOKですが、いきなり焼き鳥屋をぶっ込むのは避けた方が無難でしょう。
「ガッツリお肉!大きなステーキが食べたいな」はダメ

「ガッツリお肉!大きなステーキが食べたいな♡」という返し。素直でいいのですが、「めんどくさい彼氏」には少し踏み込みすぎかも。
このタイプの彼氏は、女性に対してどこか「可憐で繊細」なイメージを抱いてたりします。なので「ガッツリ」や「ステーキ」などのワードに、ちょっと「男っぽさ」を感じてしまうかも。
親しみやすい関係性は◎ですが、ニンニクビタビタの肉にかぶりついてしまったら…。その後ロマンティックな雰囲気になっても、「可憐で繊細」なアナタからニンニクのいい香りがしてくる…。
そんな「無用な心配」をしてしまうのが、「めんどくさい彼氏」というもの。お肉が食べたいなら「最近、無性にお肉が食べたいんだよね~。なんか栄養足りてないのかなあ。」くらいの表現がベターです。
あえて「ガッツリ」なんて言わなくても、どうせガッツリ食べさせられるので大丈夫。

「今日は○○君が好きなもの、食べに行きたいな」はダメ

「君が好きなもの、食べに行きたいな♡」という回答。恋愛サイトなどでは「気遣いのできる彼女のセリフ」として紹介されがちです。
でも相手が「めんどくさい彼氏」の場合、この回答は不合格になるかも。
覚悟して聞いてくださいね?「君が好きなものを食べたい」という表現は、裏を返せば「私はその食べ物を好きじゃないけど、君が好きなら食べてみたい」というニュアンスにも聞こえるわけです。
ちょっとクセが強いですよね…。もう少し深掘りします。「私は君のことは好きだけど、君が好きなその食べ物は好きではないし、今後も好きになる予定はない。」と聞こえる。
つまり「やんわり否定されている」ような感覚を持ちかねない、ということなんです。
なので「君が好きなものを食べたい」ではなく、「私が好きなものを、君と一緒に食べたい」と言う方が、彼氏のモヤモヤも回避できます。
「ダメな回答例」に対するめんどくさい彼氏の反応
「別に私は何でもいいよ、好き嫌いないし」はOK

「別に私は何でもいいよ、好き嫌いないし」という返答。恋愛記事では典型的な「ダメな回答例」として挙げられますが、状況次第では十分に使えるケースもあったりします。
ポイントは「言ったあとの行動」。この回答は相手に全てを委ねる形なので、彼氏の決定に対して「文句や表情で不満」を見せてしまうと、一気に信頼が崩れます。
「めんどくさい彼氏」ほど自分の選択を否定されることに敏感なので、アナタが「なんでこの店?」感を出してしまうと、「は?なんだこの女?💢」モードになりがち。
逆に、彼氏が選んだ店に対して「すごく楽しかった♡」「こんなお店あるんだね♡」と終始楽しんでいれば、彼は「自分の判断を喜んでもらえた」と感じて満足します。
要するに「何でもいいよ」と言った以上、「演技でもいいから全力で楽しむ」こと。リアクションがすべてを左右するわけです。
「私、とにかく美味しいものが食べたいっ!」はOK

「私、とにかく美味しいものが食べたいっ!」という回答も「丸投げで曖昧」とされ、NG扱いされがちです。でもこれも使い方次第。
「めんどくさい彼氏」にとって、「あなたのオススメって美味しいお店ばっかりだから♡」というテンションで明るく言われれば、むしろ◎。
重要なのは、「トーン」と「目のキラキラ感」。振る舞いと表情で「丸投げの事実」を隠します。
どんなお店でも「おいしいっ!♡」と全力で楽しむ姿勢を見せれば、彼氏の承認欲求も満たされ、結果的に良い空気になる。
でもこのテクニックを乱用しすぎると、彼氏の好みに寄りすぎて「気づけば毎回ラーメンと牛丼ばかり…」みたいな事態も起こり得ます。
なので、そうなってきたら「たまにはちょっとオシャレなお店で乾杯とかしたいな♡」と、「気分」を軸にやんわり提案するのがコツ。さりげなく彼氏をコントロールしましょう。
「やっぱザギンでシースーかな、ウニ食べたいし」はOK

「高級料理や予約困難な店を指定する」回答も、一般的にNG扱いです。
でもこのタイプの女性は、たぶん「めんどくさい彼氏」とは付き合ってないような気もするので、あえて「やっぱザギンでシースーかな、ウニ食べたいし」というバブリーなセリフで考えてみます。
何を隠そう、私も妻と娘から「めんどくさい夫・親父」認定を頂いている身ですが、そんな私がこのセリフを言われたらどう反応するか?私なら彼女たちを車に乗せ、「はま寿司」へ直行します。
当然文句を言われるでしょう、「これのどこがザギンなのよ!シースーしか合ってないじゃん!」と。でも私はこう答えるでしょう。
「ザギンじゃないけど、回る分だけ楽しいでしょ?それに、好きなだけ食っていいよ」と。
つまり「何食べたい?」ってLINEに、「やっぱザギンでシースーかな、ウニ食べたいし」って返信してもOKということです。
めんどくさい彼氏限定:LINE回答のポイント
これはダメ:お店探しに協力する姿勢を見せる

「お店探しに協力する姿勢を見せる」というアドバイスは、恋愛指南ではよく見かけるもの。でも相手が「めんどくさい彼氏」だった場合、これは逆効果になるかも。
というのも、このタイプの彼氏は「自分の興味・関心に強いこだわり」がある反面、他人が提案したものに対する想いは「無」だったりします。
なのでせっかくアナタが調べたお店も「うーん…」みたいなテンションでスルーされ、傷つくのはアナタ側。
またそこで不満を口にすれば、「じゃあそうすれば?」とか、「めんどくせえな」とか、険悪な空気になる可能性も出てきます。
そんな無駄な衝突を避けるためにも、「探してあげる」より「彼氏が決めたお店に一緒に行きたい」という「ついていく側」のスタンスでいた方が、穏やかに進みがち。
「めんどくさい彼氏」は、その「めんどくささ」も含め、承認してあげる姿勢が大事だったりします。
これが正解:食事の話から微妙に論点をずらす

「めんどくさい彼氏」と食事の話をする場合、究極のテクニックは「食事の話から微妙に論点をずらす」ことです。
彼はとにかく「こだわりが強い」ので、「食事の話」で結論を出そうとしても、そう簡単にはいきません。でも忘れないでください。
そんな「めんどくさい彼氏」も、アナタを大切に思っているということ。性格が「めんどくさい」だけなんです。だから彼氏も、「アナタの願い」は叶えたいはず。
ただ、人によって好みが分かれやすい「食事の話」では、折り合いが付かない。だからこそ、論点を微妙にずらして伝えるのが◎。
例えば、「ファミレスのベルギーフェア、気になってるんだよね。私まだ行ったことないの。連れてって♡」とかね。
これなら「食事の話」ではなく、二人にとって「初めての経験」を共有しようという提案になります。彼氏もきっと、アナタの願いを叶えようとするはずです。








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