「龍ヶ崎ってカレーうどんが有名な店があったはずだけど、なんて店だっけ?」と気になっている人に向けて、この記事を書きました。
地元民や龍ヶ崎観光の定番とも言える名店「手打そば薬師寺」のカレーうどん。その正体をまだ知らない人は、「お蕎麦屋さんでカレーうどん?」と思うかもしれません。
でも実際は、客のほとんどが「それ目当て」で訪れるという圧倒的な看板メニューなんです。
この記事では、手打そば薬師寺で食べるカレーうどんのリアルな味の印象や、量・辛さ、さらに混雑の時間帯や駐車場事情まで含めて詳しく紹介。
読み終える頃には、きっとアナタも「カレーうどんな気分」になっているはずです。
「龍ヶ崎カレーうどん」はこの店!:手打そば薬師寺



龍ヶ崎で「カレーうどん」といえば、地元では誰もが「手打そば薬師寺」の名を挙げるでしょう。
ここは一見すると昔ながらの蕎麦屋ですが、店の前からすでに「スパイシーなカレー臭」が立ち込めていて、店内では客のほとんどがカレーうどんを啜っているという異次元空間です。
観光客の姿も多く、また一人用の席もあるので、利用しやすいのが嬉しいところ。
「ざるそば」などの蕎麦屋っぽいメニューもありますが、店内に充満したカレー臭によって、気分は完全に「カレーのお腹」になってしまう。
なお、実は「カレーうどん」は「そば」にも変更できますが、メニュー表には記載されていません。そば屋としての看板を掲げながら、実態は「カレーうどん専門店」のような不思議な存在。
でも龍ヶ崎で名物を一つ選べと言われたら、即答でここを挙げたくなる ─ 圧倒的な存在感を放つお店です。
食べればわかる:蕎麦屋でうどんが流行る理由




運ばれてきた瞬間、まず圧倒されるのが「そのデカさ」。見るからにデブい丼に、ドロッとしたカレーがなみなみと注がれ、揚げたての海老天が突き刺さっています。
カレーは粘度が高く、レンゲを入れると抵抗を感じるほど。蕎麦屋カレーならではの「出汁の香り」、その向こうからスパイスが熱さを連れて「キーン!」と突いてくる感じ。
辛いものが苦手な人は、ちょっと覚悟が必要かも。豚バラの甘さと、くたった玉ねぎの食感がやさしく中和してくれはしますが…、そもそも大ボリュームとキーン!の個性が強すぎる。
うどんはとにかく長くてドロ熱モチモチ。ハフッ!モチッ!ハフッ!としながら食べ進めますが、啜りきるのは無謀かも。
そばの場合だと、熱さでうどんよりも麺に火が通ってしまうため、このモチッ!が少なめ。「やわめのそばでカレーを飲んでいく感覚」といった感じです。
知っておくべきこと:跳ね・辛さ・量への覚悟



そんな薬師寺そばのカレーうどんですが、まず注意すべきは「跳ね」。
カレーがドロッとしているので麺が上手く持ち上がらず、しかもリーチの限界まで箸を上げても、長いうどんがカレーから浮かび上がりません。
もしこんな状態でバランスを崩せば、カレーが四方八方に飛び散ってしまうので、エプロンの持参をおすすめします。
次に「熱さ」。実は天ぷらも揚げたてで「激アツ注意」。大ぶりなエビがドスンと刺さってくるのですが、歯応えのあるタイプのエビなので、勢いでガブッといくと高確率で「アドゥ!」っとなります。
そして最後に「量」。麺を全て食べ切った状態で、まだ「普通のカレーライス1杯分程度のカレー」が残ります。
単品でライスを頼むこともできますが、これはかなりの大食いコースになるので「お腹の様子をみながら」がおすすめです。
混雑する時間帯と駐車場:現地で迷わないコツ


手打そば薬師寺の営業時間は11時から14時の3時間のみ。「早く行けば空いている」と思いがちですが、実は11時台もしっかり混雑します。この日も11時台ですでに満車&行列状態で7組待ち。
でも回転が早いので、15分程度で入店できました。毎日わずかな営業時間なので、「混雑前提」で割り切った方が気が楽かもしれません。駐車場は7台分なので、駐車できるかは運次第。
なお、隣のセブンイレブンには停めないよう、店頭に注意書きが貼られています。
その代わり、近隣店舗(生活発見館)を臨時駐車場として利用できるとも掲示されていましたが、一応お店に確認した方が良いでしょう。
そして駐車に成功したら、まずは店に入って入口左の名簿に名前と人数を書けばOK。あとは名前を呼ばれるまで、外でストレッチでもしながら「カレーうどんとの勝負」に備えてください。



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