長崎市役所の平日ランチが安い!:宿泊税を取り返す絶品マル秘メニューとは?

長崎市役所の平日ランチが安い!:宿泊税を取り返す絶品マル秘メニューとは? 食べる

長崎市内で手頃にランチを済ませたい観光客に向けて、長崎市役所の中にある食堂「ル・シェフ」を紹介します。

長崎では観光地周辺の飲食店は値段が高く昼営業のみの店も多いため、食事に困る場面は少なくありません。

さらに現地では「宿泊税」も課税される中で、無理なく満足できる食事をどう確保するかは意外と悩みどころ。そんなときに役に立つのが、観光客でも利用できる「市役所の食堂」です。

この記事では利用の方法やアクセス、実際のランチ内容までをわかりやすくまとめています。

 

市役所の食堂「ル・シェフ」で気軽に平日ランチ

平日だけのお楽しみ!入り方と利用のコツ

平日だけのお楽しみ!入り方と利用のコツ

長崎市役所の食堂「ル・シェフ」は、市民や職員だけでなく観光客も利用できる食堂です。ただし営業は平日のみで土日祝は閉まっているため、注意が必要です。

市役所の建物は新しくきれいですが、初めてだと食堂の場所が少しわかりにくく感じるかもしれません。路面電車の「市役所前」停留所から市庁舎に入り、そのままエスカレーターで3階へ上がると見えてきます。

案内板には「食堂」の表記がありますが、少し見落としやすいので確認を忘れずに。注文は券売機で食券を購入し、カウンターに出す方式です。

混雑を避けるなら昼時を外すのも手ですが、狙いのメニューがあるなら早めが安心。

ちなみに今回紹介する「名工ランチ」は遅い時間でも残っていることが多く、観光の合間でも立ち寄りやすいという声が多く見られます。

観光のついでに立ち寄れる「ちょうどいい場所」

長崎市役所の食堂が便利なのは、観光ルートの途中にあるという立地のよさにあります。

たとえば大浦天主堂やグラバー園を巡ったあと、路面電車で長崎駅方面へ向かう場合、「市役所前」停留所で乗り換えることがあります。その停留所の目の前にあるのが、まさに長崎市役所。

路面電車を降りたら市庁舎に入って、そのままエスカレーターで3階まで上がれば、すぐに食堂へたどり着けます。

観光の途中でふらっと立ち寄れる距離感がありがたく、予定を崩さずにランチを済ませたい人にもピッタリ。建物全体が明るく、ガラス張りの窓からは長崎の街並みも見渡せます。

飲食スペースにはカウンター席もあり、お一人様でもグループでもちょうどいい空気感。お手洗いや館内の設備も清潔で、安心して使えるのがうれしいポイントです。

宿泊税を取り返す?長崎のランチ事情もチェック

宿泊税を取り返す?長崎のランチ事情もチェック

長崎市では2023年から宿泊税が導入されており、1泊あたり100円〜500円ほどの課税があります。ホテルを予約したときは気づかなかったのに、現地で思わぬ出費に驚いた人も多いかもしれません。

そんなとき、少しでも得した気分になれるのが「長崎市役所の食堂ル・シェフ」です。

たとえば長崎駅周辺でランチを取ろうとすると、一食あたり1,000円を超えることも少なくありませんが、ル・シェフなら450円から700円程度。

支払った宿泊税のぶんを気持ちよく「取り返せたような満足感」があります。さらに長崎市内は飲食店の選択肢が限られており、あの全国チェーンの松屋ですら出店していないほど。

そんな土地で平日にしっかりしたランチが食べられる場所として、市役所の食堂はとても頼りになる存在です。

長崎に松屋がない理由

松屋が長崎にない理由:独立した街の歴史と食文化が生んだ不思議な空白
長崎に松屋が無い理由を、街の構造と食文化の視点から丁寧にひもときます。

長崎市には、あの牛丼チェーン「松屋」が一店舗もありません。それは交通や地理の制約、地元の食文化に根ざした需要など、多面的な理由が関係しているようです。

こちらの記事で、松屋不在の背景とそれが示す「長崎ならではの食事情」について詳しく解説しています。

 

名工ランチを食べてみた!650円で大満足

揚げたてフライと王道ハンバーグでほっとする味

揚げたてフライと王道ハンバーグでほっとする味

名工ランチは、ハンバーグ・エビフライ・白身魚のフライがそろった、満足感のある内容です。

それぞれがしっかり丁寧に仕上げられていて、最初に手が伸びるハンバーグは肉の旨みがきちんと感じられる王道の味わい。やわらかさと香ばしさのバランスがちょうどよく、ライスがどんどん進みます。

エビフライは衣が軽く、噛んだときの食感も心地よくて、食べ終わるころにはもう一本ほしくなるほど。白身魚のフライはふんわりとしたやさしい口あたりで、脂っこさもなく全体のバランスを整えてくれます。

付け合わせにはナポリタンと、ドレッシングがかかったサラダも。見た目の彩りもよく、食べている間ずっと楽しい気持ちになれる構成でした。

タイミングが合えば、揚げたてが出てくるのもうれしいポイントです。

雑穀米も選べる!うれしいごはんの選択肢

雑穀米も選べる!うれしいごはんの選択肢

市役所食堂「ル・シェフ」では、ごはんを白米か雑穀米から選べるスタイルになっています。

今回は雑穀米を選んでみましたが、ほんのり色づいたごはんにはぷちぷちとした食感があり、揚げ物メインのランチにも軽やかさを添えてくれます。

こうした健康志向への配慮が感じられると、料理全体の印象もぐっとよくなります。実際、ほんのり甘みのある雑穀米がフライとの相性もよく、自然と箸が進みました。

ごはんは大盛り(別料金)にもできるようですが、普通盛りでも十分な満足感。調理の丁寧さに加えて、主食まで選べる気配りがあるのは嬉しいところ。

市役所という場所にありながら、観光の合間にもありがたく感じられる、しっかりとした食事ができました。

トルコライスは売り切れ注意!市役所ランチの裏ワザ

トルコライスは売り切れ注意!市役所ランチの裏ワザ

名工ランチを楽しみながらも、実はこの日いちばん気になっていたのが「トルコライス」でした。これはカツ・ピラフ・ナポリタンが一皿にそろった長崎名物で、市役所の食堂でも人気のメニューです。

ただ訪問したのが16時すぎだったこともあり、すでに券売機には売り切れマークが表示されていて、残念ながら出会えずじまい。

市役所の食堂は昼の利用が中心なので、時間が遅くなるとメニューが絞られてくる傾向があります。だからこそ、トルコライスを確実に味わいたいなら午前11時〜12時台の来店がベストでしょう。

逆に夕方は揚げ物やカレーなど残っているメニューを選ぶスタイルに切り替えると、思わぬ当たりメニューに出会えるかもしれません。

タイミング次第で楽しみ方が変わるのも、市役所ランチの面白さです。

トルコライスの由来と長崎流文化

なぜ長崎名物がトルコライス?:港町が生んだ異国風ワンプレートの秘密
長崎名物トルコライスのルーツと謎を、小麦文化や港町の歴史から丁寧に整理。

「なぜ長崎の名物にトルコライスが選ばれたのか?」という疑問に迫る記事があります。カツ・ピラフ・ナポリタンが一皿で融合した背景、名前の由来、長崎の食文化との関わりまで解説。

市役所食堂の記事の理解を深めたい人にはピッタリの読み物です。

ちゃんぽん vs とんこつの違い

ちゃんぽん麺はラーメンじゃない?:とんこつとの違いを語る長崎グルメとは
スープの白さは似ていても中身は別物。ちゃんぽんと豚骨ラーメンの本当の違いを整理します。

白いスープという見た目から「とんこつラーメンの一種」と思われがちな長崎ちゃんぽんですが、実際はまったくの別物です。

炒めた具材から出る旨みと鶏ガラベースのスープが特徴で、その成り立ちにも独自の背景があります。旅行中にちゃんぽんを味わう前に、ぜひ一度チェックを。

 

最後に

長崎観光の途中で、手頃でおいしいランチを探すのは意外と難しい場面もあります。

ご当地グルメを扱う店は多いものの、昼営業だけの店も少なくなく、タイミングによっては選択肢が限られてしまうことも。そんなときに知っておきたいのが、市役所内にある食堂「ル・シェフ」です。

観光ルートの途中に位置し、平日であれば誰でも気軽に利用可能。しっかりと満足できる内容のランチが数百円で楽しめるという点は、観光客にとってもありがたい存在です。

宿泊税を払ってちょっとモヤっとした気持ちも、ここでおいしく回収できるかもしれません。トルコライスのような人気メニューを狙うなら、午前中の訪問がおすすめ。

豪華ではなくても、誠実であたたかいごはんが待っています。記憶に残る昼食になりそうです。

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