菊水堂ポテトチップスは体に悪い?まずい?:正直レビューと「やめられない理由」

菊水堂ポテトチップスは体に悪い?まずい? 語る

「菊水堂のポテトチップスって美味しいけど、やっぱり体に悪いのかな?」と気になったことはありませんか?

この記事はそんな不安を抱えつつも「それでも食べたい」と思っている人に向けた内容です。

ポテチ全体が体に悪いと言われる理由を整理した上で、菊水堂の特徴や「ちょっとマシ」とされるポイントを解説。

さらに罪悪感がありながらも手が伸びてしまう心理や、実際の購入方法まで網羅しています。「知った上で、納得して食べたい」という人にとって、この記事は判断のヒントになるはずです。

 

ポテチが体に悪いと言われる理由

揚げ物なので脂質とカロリーが高い

ポテトチップスが「体に悪い」と言われる最大の理由は、その調理法にあります。

じゃがいもを油で揚げているため、脂質とカロリーが高くなりがちです。一般的なポテチ1袋(60g)あたりのカロリーは330〜360kcalほど。脂質も20g前後と高めで、ご飯1杯分に匹敵するカロリーです。

おやつ感覚で気軽に食べるには少し重たい数字と言えるでしょう。特に運動量が少ない人や間食が習慣化している人にとっては、脂質の過剰摂取が中性脂肪や体重増加につながる可能性もあります。

「つい手が止まらない」という魅力の裏には、知らず知らずの健康リスクが潜んでいるといえます。

塩分も多く食べすぎは健康リスクに

塩分も多く食べすぎは健康リスクに
この画像は菊水堂のポテトチップではありません

ポテチは脂質だけでなく、塩分の多さも見逃せない要素です。たとえばうすしお味でも、1袋(60g)あたりの食塩相当量は0.5〜0.8gほど。

これだけであれば大きな問題にはならなくても、他の食事と合算すれば1日の塩分摂取基準を超えてしまうこともあります。特に高血圧やむくみが気になる人にとっては無視できない数値です。

さらに濃い味付けがクセになり、ついもう一枚…と食べすぎる連鎖も起きやすい。気軽なおやつに見えて日々の積み重ねが体にじわじわと影響する。これがポテチに潜む「地味だけど確実なリスク」です。

なぜ「体に悪い」と言われてしまうのか

なぜ「体に悪い」と言われてしまうのか

ポテチに「体に悪い」という印象が根強いのは、カロリーや塩分の数値だけではありません。

メディアやSNSで「お菓子=太る」「スナック菓子=不健康」といった言葉が繰り返されることで、ポテチは「悪者」の代名詞のように扱われてきました。

実際には食べる量や頻度、種類によって体への影響は大きく変わります。しかしジャンクフードや油っこいものに対する健康不安が語られるたび、ポテチはその象徴として引き合いに出されがちです。

健康志向が強まる時代だからこそ、必要以上にネガティブに見られやすい一面もあります。

 

それでも菊水堂が「マシ」だと言える理由

化学調味料を使わない、だから安心

化学調味料を使わない、だから安心
しお

菊水堂のポテチは、使われている原材料が非常にシンプルです。

「じゃがいも」「植物油」「食塩」の3つだけで化学調味料や保存料、香料などは使われていません。いわゆる「無添加」のポテチにあたります。

市販のスナック菓子ではあまり見かけない組み合わせで、素材そのものの味わいが活きている印象です。余計な味付けがないため塩気や油のバランスが素直に伝わり、食べやすさにもつながっています。

小さなお子さんや健康を気にする人でも手に取りやすく、クセの少ない味わいは食べたあとも後味が軽く感じられます。

素材のじゃがいもに妥協なし

素材のじゃがいもに妥協なし

ポテチの味を左右するのは、やはりじゃがいも。菊水堂では季節ごとに使用する品種や産地を変え、そのとき一番状態の良いじゃがいもを選んでいるとのことです。

実際に食べてみると、しっかりと「じゃがいも」らしい香りや甘みがあって、「じゃがいもを揚げたもの」なんだと改めて実感します。

大量生産品にありがちな画一的な味ではなく、素材の個性がきちんと感じられる仕上がりです。塩味も控えめなので、じゃがいもの味わいがより前面に出ています。

こうした「素材への向き合い方」が、他のポテチとの違いをつくっているポイントだと感じました。

できたてを味わえる直送スタイル

できたてを味わえる直送スタイル

菊水堂のもうひとつの特徴は「できたてをそのまま届ける」という販売スタイルです。

製造された当日に袋詰めされ、最短で翌日には消費者の元へ。香ばしさや軽い食感、重くない油の風味は、こうした流通スピードに支えられています。

そして、これは推測にはなりますが…、工場が埼玉県八潮市にあることも、この販売スタイルに深く関係していると考えられます。

八潮市はもともと中川の水運で栄えた町で、物流との相性が良い土地です。現在も首都高6号線や三郷ジャンクションが近く、関東全域へのアクセス性に優れています。

菊水堂がこの場所に工場を構えている背景には、単なる偶然ではなく「できたてを届けたい」という意志と、それを叶えるための地の利があったのかも?しれません。

菊水堂ポテチを確実に手に入れるには?

ネット通販で買えるが、ふるさと納税という手も

菊水堂のポテトチップスは基本的にネット通販で購入できます。公式オンラインショップや一部のECモールで販売されており、「揚げたて直送便」もネット経由で注文可能です。

ただし人気商品のため、予約待ちや一時的な品切れになることも。購入を検討している場合は、少し余裕をもってチェックするのがおすすめです。

一点気をつけたいのは価格の印象。ポテチはパッケージが大きく、段ボール配送になるため送料が割高になりがち。ポテチにしてはちょっと高い…と感じるのは、ほとんどがその送料分です。

そういった負担を軽くしたい場合は「ふるさと納税」での入手も選択肢に入ります。

埼玉県八潮市の返礼品として菊水堂のポテチセットが用意されており、実質的な負担を抑えつつ手に入れられる可能性があります。お得に試したい方には、検討の価値がある方法です。

直売所やサービスエリアにあるかも?

菊水堂の本社工場(埼玉県八潮市)には直売スペースがあり、できたてのポテトチップスを購入することが可能です。ただし営業日は平日のみで駐車場もないため、ややアクセスしづらい点はネック。

また「サービスエリアで偶然見つけた」という声もあり、過去には諏訪湖SA高坂SAなどで目撃情報がありますが、これはスポット販売の可能性が高く常設とは限りません。

旅行中に運よく出会えたらラッキーですが、「ここに行けば必ず買える」という保証がないのが現状です。確率は低めですが、もし見かけたら迷わず買うことをおすすめします。

直売所やサービスエリアにあるかも?

八潮PAは「知る人ぞ知る」購入スポット

八潮PAは「知る人ぞ知る」購入スポット

首都高・八潮PAは、菊水堂ポテチの「知る人ぞ知る」販売スポットです。小サイズのポテチがレジ横などで比較的安定して販売されており、常連客もいるほど。

菊水堂本社が八潮市にあることもあり、継続的な取り扱いがされているようです。

さらに八潮PAは、最寄りのつくばエクスプレス八潮駅から徒歩でもアクセス可能な珍しいパーキング。車がなくても訪問できるため、近隣在住者にとってありがたい穴場です。

確実性を高めたいなら事前に売店に電話で在庫確認をしておくと安心。ネットで買えないときは、足を運ぶ価値がある場所のひとつです。

八潮PAは「知る人ぞ知る」購入スポット

 

まとめ

菊水堂ポテトチップスは体に悪い?まずい?:正直レビューと「やめられない理由」

ポテトチップスは、たしかに「体にいい食べ物」ではありません。脂質もカロリーも高めで、塩分も多い。だから「体に悪い」と言われるのは、ある意味で正論です。

それでも、食べたくなる瞬間ってありますよね…。菊水堂のポテチは、そんな「食べたい気持ち」を少しだけ肯定してくれる存在です。

添加物を使わず、揚げたてを届けてくれる。その誠実さや素材の良さが「罪悪感の少ないポテチ」という立ち位置を生んでいます。

完全に健康とは言えなくても、「ちょっとマシ」な選択肢としてアリだと思える。

それがこの記事で伝えたかったことです。欲望と健康のあいだで揺れる私たちに、ちょっとだけ優しいポテチ。それが、菊水堂です。

編集後記

編集後記

今回は「菊水堂のポテトチップスは体に悪いのか?」というテーマで記事を書いてみました。

実はこのポテチ、マツコ・デラックスさんの番組で紹介されたことで一気に注目を集めた商品らしいのですが ─ 私は基本テレビを見ないので、そんな話はまったく知らずに出会いました。

出会いのきっかけはGoogleマップ。自宅の近くにある八潮市を調べていたとき、やたらと評価の高いポテチ工場が目に留まったんです。

「こんなところに?」と思って調べてみたら、まさかの工場直売があるという情報を発見。

平日限定営業とのことで、たまたま平日に休みが取れたある日に自転車で八潮まで向かい、買って食べてみたのが始まりでした。

最初に食べた時の感想はただひとつ、「お芋の味、ちゃんとする…!」でした。大手メーカーのポテチももちろん美味しいですが、あちらは「ポテチの味」という完成されたもの。

一方で菊水堂のポテチは、薄くスライスしたじゃがいもをそのまま揚げた ─ という素材の輪郭がハッキリ伝わってくる、そんな味でした。

もちろん油で揚げている以上「体に良い」とは言いません。じゃがいもを蒸して食べる方が理想的かもしれない。

でも「それでも食べたい」と思える味があるなら、それもまたひとつの幸福のかたちだと思っています。

なかなか手に入らないお菓子ですが、もしどこかで見かけたら、ぜひ一度は味わってみてください。きっと「ポテチってこういう味だったのか」と感じる、新しい発見になると思います。

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