鎌倉に行ってきたけど、正直そこまでハマらなかった。楽しくなかったわけじゃないのに、帰り道や家に着いたあとで「結局何だったんだろう」と妙に引っかかってしまった人に向けて書いてます。
鎌倉は有名観光地だし、行く前はどうしても期待値が上がりがち。でも実際に行ってみると、混雑や移動のしんどさもあって、思ったほど満たされない日もあったりする。
この記事では、実際に私がやらかしてしまった「グダグダな日帰り鎌倉観光」をもとに、その微妙な感情をそのまま書いてみます。
鎌倉って正直こんなもん?と思った人へ

私は横浜生まれ横浜育ちなので、鎌倉は昔からかなり身近な場所でした。母が静岡出身で鎌倉にちょっとした憧れがあったようで、子供の頃から何度も連れて行かれてます。

ただ正直に言うと、昔から鎌倉にワクワクを感じたことはありません。行く場所はだいたい鶴岡八幡宮や円覚寺みたいな有名どころで、子供的には寺や神社を見てもまったく面白くない。
高校生の頃には原チャリで由比ヶ浜まで走ったことがありましたが、そこでタイヤがパンクし、鎌倉駅前まで押して戻る羽目にもなりましたし…。

その時、交番で道を聞いたんですが、お巡りさんの対応も含めて、あまり良い印象が残らなかった時期もありました。
とはいえ、小学五年生のときには、一人で銭洗弁天に行ってお金を洗い、ついでに佐助稲荷に寄って、江ノ電で回って帰るという「自分なりの大旅行」もやっています。
でも、その時も午前中で全部終わってしまって、思っていたよりずっと「薄い一日」だった記憶が残ってます。

そんな感じなので、私は昔から何度も鎌倉に行っているわりに、ものすごく楽しかった記憶がありません。
だから、鎌倉に行ったあとで「楽しくなかったわけじゃないけど、正直こんなもんか」と感じる人がいても、その感覚はすごくよく分かります。
実際に日帰りで回った銭洗弁天と佐助稲荷

今回の鎌倉も、スタートは鎌倉駅の西口でした。いわゆる小町通りや鶴岡八幡宮側の東口ではなく、市役所通りのほうから歩いていくルートです。
トンネルを抜けて佐助エリアに入ると、鎌倉の中でもかなり空気が変わって、観光地ど真ん中とは少し違う静かな住宅街の感じが出てきます。
そのまま山のほうへ入っていくと銭洗弁天に着くのですが、あそこはやっぱり洞窟を抜けて境内に入る流れがステキです。





ちょっとした非日常感がありますし、人は多いのに独特の空気があったりする。
線香とロウソクとザルのセットを買って、順番に火をつけて、お金を洗うところまで含めて、観光としてはかなり完成度が高いと思います。
外国人観光客が自国の紙幣を洗っているのを見かけるのも、ああ鎌倉だなという感じがしました。








そのあと佐助稲荷まで歩くと、今度は一気に人が減って、鳥の声しか聞こえないような静けさになります。
鳥居のトンネルもきれいですし、銭洗弁天の賑わいとはまた違う落ち着いた雰囲気がある。






「少なくともこの時点では」ちゃんと鎌倉らしい場所を回れているし、観光としても普通に成功している感覚はありました。
なのに最後はサイゼで終わった「一人鎌倉」

ただ、問題はそのあとでした。銭洗弁天と佐助稲荷を回った時点で、すでにそこそこ歩いてますし、普通に喉も渇くし腹も減る。
鎌倉駅に戻って、小町通りのあたりで何か食べようかなと思うわけですが、ここで一気に現実に引き戻されます。とにかく人が多い。
しかもどこも観光地価格で、ちょっと食べよう、ちょっと飲もうという感じで入れる空気ではありません。


もちろん払えないわけではないですが…、こんな高いメシを食ったら、銭洗弁天で「銭を洗った意味」が消滅します。そもそも、どの店も混んでるし値段は強気だし、考えるのも面倒になってくる。
最初は「せっかく鎌倉に来たんだから」と思っていたはずなのに、だんだん「座れれば何でもいい」「とりあえずビールが飲めれば」みたいな状態になってきます。
そして流れ着いたのが、まさかのサイゼ。座れるし、安いし、変に気を遣わなくていいし。でも、料理が来てビールを飲み始めたあたりで、ふと「何してるんだろう」と思うわけです。






鎌倉まで来て、銭洗弁天で銭を洗って、佐助稲荷まで行って、最後がサイゼ。別に悪くはないんです。普通に落ち着くし、美味しいし。ただ、ちゃんと観光したはずなのに、なぜか締まらない…。
うーん、なんか負けた?─ 何とも言えない微妙さだけが残ってしまう。
あの日の鎌倉は、まさにそんな一日でした。







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