ガストで「スープバーを頼んだつもりだったのに飲めなかった」─ そんな経験はありませんか?
実はガストには「スープバー」という商品名は存在せず、正しくは「日替わりスープ」として特定の注文者向けに提供されています。その仕組みは少し分かりづらく、初めての方は戸惑いやすいポイントです。
本記事ではスープを無料で飲める条件やドリンクバーとの違い、現地での混乱しやすい表示の実態まで詳しく解説します。これを読めば、もう迷わず安心してスープを楽しめるはずです。
ガストのスープバーを無料で使える条件とは

ガストでは一定の条件を満たすことで「日替わりスープ」がセルフで利用でき、それが「スープバー」として認識されています。
このスープを無料で利用するには、対象となる料理やセットメニューを注文する必要があります。利用可能な場合は注文完了時にタッチパネル上で案内が表示され、利用は時間帯を問わず終日可能です。
なお、スープはおかわり自由となっています。
店頭表示には「スープ付きのお料理またはセットメニューをご注文のお客様へのサービスです」と明記されていますが、ネット上では単品料理やデザート注文でも利用できたという声もあります。
今回訪れた店舗でも、店員から「お料理をご注文いただければ大丈夫です」と案内を受けました。不安な場合は事前に確認しておくと安心です。
ドリンクバーに含まれない理由と誤解の多さ

ガストの「日替わりスープ」は、セルフ式でおかわり自由という点から「ドリンクバーの一種」のようにも見えますが、実際にはドリンクバーとはまったく別の扱いです。
店内のスープコーナーには「日替わりスープはドリンクバーに含まれていません」と明記されており、ドリンクバー単品ではスープを利用できません。
ここで混乱を招きやすいのが、「セルフでおかわり自由」という形式がドリンクバーと非常によく似ている点です。
そのため、初めて訪れる方は「ドリンクバーを頼めばスープも飲めるはず」と考えてしまいがちです。
しかしスープはあくまでも料理を注文した方への付属サービスであり、ドリンクバーとは提供条件が完全に異なります。
注文方法の違いによってスープの可否が分かれるという仕組みが分かりにくいため、勘違いによるトラブルが起きやすい部分といえます。
実際に注文して感じたスープバーの分かりづらさ



実際にガストでメニューを開きながら注文を進めてみると、「スープはどのメニューに含まれているのか」が明確に書かれていないことに気づきます。
たとえばパスタメニューの写真にスープが写っていても、スープ付きという文言は見当たりません。
加えてセットメニューの中には「ライス・ポタージュ・ドリンクバーセット」といった表記があり、これがスープバーのように見えてしまうことも混乱の要因です。
実際にはそのポタージュは1杯限定で、日替わりスープとは別扱いです。
スープコーナーにも「ご注文された方はどなたでもご利用いただけます」や「日替わりスープはドリンクバーに含まれません」など複数の表示が並び、直感的に分かりにくくなっています。
初めての来店者には、少し敷居の高いルールに感じられるかもしれません。
まとめ

ガストのスープバー。実際には「日替わりスープ」という名前で提供されており、注文の仕方や利用条件が少し分かりづらい仕組みになっています。
料理やセットメニューを頼めば無料で使えるものの、ドリンクバーには含まれておらず表示やメニュー名にも少々ひっかかりがあります。
初めての来店時には「本当に飲んでいいのかな?」と不安になる場面もあるかもしれませんが、今回のような事前知識があると迷わず活用できるはずです。
わざわざ店員に確認しなくても安心してスープを楽しめるよう、本記事が参考になれば嬉しく思います。ガストに行かれる際は、ぜひ気軽にスープも味わってみてください。
編集後記

今回はガストのスープバー(実際には「日替わりスープ」として提供されています)を無料で使える条件について、改めて整理してみました。最近のガストは本当に便利で、店員さんとほとんど言葉を交わすことなく、入店から退店までが完結します。
席に着けばタッチパネルで注文、料理は猫型の配膳ロボットが運んできてくれて、会計もセルフレジで済ませられる。まさに「無人化」が進んでいるなと感じます。その一方で、便利さの裏で「わからないことを確認するタイミング」が減っているのも事実です。
私自身、ここ数回ガストを利用した際に「このスープ、飲んでいいのかな?」と迷いながら、結局そのまま帰ってしまったことが何度かありました。
今回はさすがに気になってメニューやスープコーナーの案内をじっくり読み込んだのですが、それでも確信が持てず、ついに初めて店員さんに聞いてみたんです。
すると「お料理をご注文いただいていれば、どなたでもご利用いただけますよ」とハッキリ答えていただけて、ようやく安心してスープを味わうことができました。
もしかすると、スープだけで長居されるのを防ぐために、あえて案内をシンプルにしているのかもしれません。
でも初めての方や少し不安な方にとっては、もう少し分かりやすい表示があってもいいのになと、個人的には感じました。
最終的に思ったのは、迷ったら遠慮なく店員さんに聞くのが一番だということ。あの一杯のスープが、ずっと気になっていた疑問をあたたかく溶かしてくれた気がします。
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