あさくまの学生ハンバーグと、普通のあさくまハンバーグって何が違うの?
そんな疑問を持った方に向けて、この記事では両者の味や食感、サイズや価格、満足度までを実際に食べ比べて徹底比較します。
名前は似ていても中身や印象には意外な違いがあることが分かります。さらにサラダバーやたい焼きなど「あさくま体験」全体も含めてリアルな感想をお届け。
読み終えたころには、次にあさくまに行ったとき「どっちを選ぶべきか」が明確になり、自信をもって注文できるようになるはずです。
学生ハンバーグとあさくまハンバーグは何が違う?
味や食感の違いはどこにある?


学生ハンバーグとあさくまハンバーグの一番の違いは、味と食感にあります。
学生ハンバーグは粗挽き肉を使っており、肉粒感のある「ステーキ寄り」の仕上がり。表面は香ばしく焼かれ、スパイスの効いたワイルドな味わいが特徴です。
一方あさくまハンバーグはふっくらジューシー。中までしっとりしていて、肉の旨味がやさしく広がる「王道のハンバーグ」といった印象です。
ソースにも差があり、学生ハンバーグはパンチのあるステーキソース、あさくまハンバーグはフレッシュオニオンソースやデミグラスなど複数から選べるのもポイント。
ガツンとした食べごたえを求めるなら学生ハンバーグ、柔らかく味わいたいならあさくまハンバーグと、明確な違いがあります。
サイズ・価格・見た目はどう違う?


サイズはどちらも公式には180gとされていますが、形状には違いがあります。
学生ハンバーグは平たく広がるような形で、鉄板全体に密着する「ステーキ風」。一方あさくまハンバーグは厚みがあり、丸くて高さのある「ふっくら系」です。
価格は学生ハンバーグが税込1,793円、あさくまハンバーグが税込1,903円で約100円差(店舗によって異なる場合があるため、公式HPをご確認ください)。
どちらもサラダバーがセットになっており、基本構成や付け合わせは共通でした。焼き石も両メニューに添えられており、熱々を最後まで楽しめます。
見た目の印象としては、学生ハンバーグは「ワイルドでボリューム感」があり、あさくまハンバーグは「整った厚みとツヤ感」が印象的。
ワイルドさを求めるなら学生ハンバーグ、見た目に「ごちそう感」を求めるならあさくまハンバーグの方が映えは強めです。
どちらを選ぶべきか?目的別に比較してみた


どちらを選ぶかは、「あさくまで何をメインに楽しみたいか」によって変わります。サラダバーを中心に楽しみたい人、軽めのメインでコスパを重視したい人には学生ハンバーグがおすすめ。
価格も控えめでしっかりとした食感があり、サイドメニューとあわせてもバランスの取れた満足感が得られます。
一方「今日はハンバーグをメインで楽しみたい」「肉の旨味をじっくり味わいたい」という人には、あさくまハンバーグがぴったり。ソースの選択肢も豊富で、全体の仕上がりにも丁寧さが感じられます。
その日の気分や胃袋の余力に合わせて選び分けられるのが、あさくまのいいところ。両方に魅力があるからこそ、選ぶ楽しさもまた「あさくまの醍醐味」です。
実際に食べてみた感想はどうだった?
学生ハンバーグは「満腹最優先」で選ぶ一皿だった



学生ハンバーグは、「とにかくお腹いっぱいになりたい」というときに選びたい定番メニューです。価格は抑えめながら、鉄板でジュウジュウと運ばれてくる演出にはしっかりと「満足感」があります。
形状はややステーキ寄りで厚みもあり、見た目の迫力も十分。整形肉らしい食べやすさに加えて、スパイスがしっかり効いていてごはんが進む「ライス泥棒」タイプ。
肉の密度も高く、しっかり噛みしめる満足感が特徴です。全体としてはコスパ重視の王道メニューで、サラダバーをメインに据えたいときに組み合わせやすいのが強み。
店舗でも推されている看板商品というのも納得の、頼りになる一皿でした。
あさくまハンバーグは「味わうための主役料理」



一方で、あさくまハンバーグは「きちんと味わう」ために用意されたメインディッシュという印象。見た目からして整っていて、ナイフを入れると中から肉汁がじゅわっとあふれます。
ふっくらと柔らかく口の中でほどけるような食感で、牛肉の甘みと香ばしさが丁寧に引き出されています。
今回はフレッシュオニオンソースを選びましたが、優しい甘さでハンバーグの旨味を引き立ててくれていました。ライスのおかずというよりは、ハンバーグ単体をじっくり味わうスタイル。
学生ハンバーグが「がっつり食べて満腹になる料理」なら、あさくまハンバーグは「ゆっくり味覚を楽しむ主役料理」といった位置づけでした。
最大の刺客はメイン後にも続く「サラダバー」だった




あさくまに行ったら、サラダバーの破壊力を甘く見てはいけません。生野菜はもちろん、パスタサラダ、ゼリー、果物、スープ、カレー、ジェラートまで揃っていて、どれもクオリティが高い。
さらに毎回新しいお皿が使えるので、つい何度も取りに行ってしまいます。ハンバーグでお腹が満たされたはずなのに、「あと一口」「もう少しだけ」と手が止まらないのが恐ろしいところ。
実際、食後に本格的なデザートタイムが始まり、サラダバーだけで胃袋の限界に挑戦してしまった感覚すらありました。
ハンバーグがメインのはずが、気がつけば「あさくまサラダバー」こそが本当の主役だった…そんな錯覚に陥るほどの強烈な存在感でした。
たい焼きとソフトクリームで胃袋にとどめを刺された夜



ハンバーグを食べ終えた時点で「もう限界…」と思っていたのですが、気づけばソフトクリームマシンの前でレバーを握っていました。
チョコソースやカラースプレーも用意されていて、つい手が伸びてしまいます。そして極めつけは「たい焼き焼き体験」。
説明を読まずに勢いで始めたため見た目は残念な仕上がりになりましたが、あんこはしっかり美味しく、ソフトクリームとの「禁断のコンボ」で完全に胃袋をノックアウトされました。
それでも楽しくて笑ってしまう。あさくまはお肉だけでなく遊び心でも満腹にしてくれる「グルメアミューズメントパーク」なのだと、改めて感じました。
まとめ

学生ハンバーグとあさくまハンバーグ、どちらにも確かな魅力がありました。ガッツリ食べて満腹になりたいときには学生ハンバーグ、しっかり味わって満たされたいときにはあさくまハンバーグ。
選び方は気分と胃袋次第でOKです。ただひとつ言えるのは ─ どっちを選んでもサラダバーが主役になってくるのは避けられないということ。
ハンバーグを食べるつもりが、気づけばたい焼きを焼き、ソフトクリームで締めている。そんな「あさくまの流れ」に、いい意味で抗えない体験でした。
料理と体験がセットになった、あさくまという「沼」に、あなたも一度ハマってみてはいかがでしょうか?
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