北千住駅で乗り換えるたび、どうしても気になってしまう張り紙 ─ 「そば処名物ゲソ天そば」。もうねえ…、見てるだけで出汁の香りがしてきそうです。
私は足立区民なので北千住駅を使う機会が多いんですが…、ある日この「ゲソ天そば」を食べてしまったのが運の尽き。
それ以来、私は北千住駅で乗り換えると、「そば処」に寄らずにはいられない身体になってしまいました。一応先に言っときますが、この記事を読んでも絶対に食べには来ないでください。
もし店が混んだら…私が困ります。なので、おすすめする気もありません。ただ、私がこの店の「ゲソ天そば」について書きたい、それだけです。
北千住で乗り換えると無意識に向かってしまう

私がこの店で、最初に「ゲソ天そば」を食べたのがいつだったか…。正直、もう覚えてません。
そもそも私は横浜の出身で、結婚を機に足立区で生活するようになりましたが、当初は常磐線を頻繁に使ってたわけじゃないんです。
でもここ数年、このサイトの取材とかで千葉・茨城方面へ出かける機会が増え、北千住駅で乗り換える回数も増加。
気づいた頃には、常磐線下りの1番線ホームへ降りると無意識に「そば処」へ向かう身体になってたんです。腹が減ってるとか、家に帰ったら飯があるとか、そんなのは関係ない。

でも私には一つだけ…、ルールがあります。それは「ゲソ天そば」で電車を飛ばさないということ。次の電車まで5分なら、5分以内に食って出る。だからいつも、意外と必死です。
でも、それがまた…いい。こういう店は、わざわざ時間を作ってゆったり食べるんじゃなく、あくまで「乗り換えの一環」。
ホームにある店だからこそ、このスピード感が成立します。私にとって「そば処」に寄ることは、北千住駅でJR常磐線に乗り換えるという「ある種の儀式」になっている、というわけです。
私はなぜ毎回「ゲソ天そば」しか食わないのか

そんなわけで、この店にはもう何十回来たか分かりませんが、食べるのは毎回「ゲソ天そば」。
このベージュっぽい色に縁だけが茶色い「駅そばって感じの丼」、エモすぎる(笑)この丼だけで、1.5倍は美味くなります。そして麺は、いい意味での「クソ不味フニャフワ駅そば麺」。
いやもう…、最近の駅そばって「悪い意味で美味すぎ」なんですよ。あれじゃないんですよね、期待値は(笑)

つゆだって「出汁が効いてて~」とか、そんな説明…聞きたくないでしょ?普通のつゆですよ普通の、熱っつ熱のつゆ。よく分からんけど…、美味い。
そして主役はゲソ天。つゆに浸して衣がドゥルッドゥルになったところを、フニャフワの麺と一緒にハフハフしながらズルズルッとやる。



するとゲソが突然「コリッ」と出てくる…、この組み合わせが至高の瞬間。「紅しょうが天」や「カレー」も気になるけど、条件反射で「ゲソ天そば」のボタンを押しちゃう。
ちなみに夏の「冷やしゲソ天そば」、私は非推奨です!麺にコシが出ちゃうし、ゲソ天もドゥルッドゥルにならない。夏だから熱いそば食えねえとかいう軟弱者は、この店に来んじゃねえっ!
この店が無くなったらJR北千住駅は使わねえ


ちなみに、この店は入ってから出るまでの「空気感」も…いい。食券を買って、扉をガラガラッと開ける。扉が閉まるとホームの雑踏が少し遠くなり、それでも電車の音や発車メロディは聞こえてくる。
店内には次々と客が入ってきて、「そばで」「うどん」とぶっきらぼうに注文する。その横では、オッサンたちがズルズルと麺をすする。私もそれに混じって「ゲソ天そば」を食う。
これ、「たった5分の情景」です。


そして食べ終わったら「ごちそうさまでした」と丼を返し、店の扉を開けて出る。すると…ホームの音が大きくなって、「あ、また日常に戻った」って感覚になる。
たまに、自分が乗る電車の発車メロディがすでに鳴ってて「おおお、やばい!」ってなることも(笑)。この感じは、ホームにある駅そば店だからこそ味わえるもの。

だから、この店はずっと北千住駅にあってほしい。まあ、おすすめはしません。むしろ、絶対に来ないでください。混んだら私が困るんで(笑)。
ただ私は、この先もずっと「ゲソ天そば」を食いたい。
だから、…聞いてるか?JR東日本。もしこの店がなくなったら、俺は北千住駅使わねえからな。
このお店の「ゲソ天そば」は、こちらの動画でも紹介しています。






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