緑のたぬきを作るとき、「天ぷらをいつ入れるか」で悩んだこと、ありませんか?
サクサク感を残したくて後のせにしたいけど、正しい作り方じゃない気もして、何となく「いけないコト」をしてるような気分になってしまう ─ そんな経験がある人に向けて書きました。
この記事では、なぜ多くの人が「この問題に直面するのか(大げさ…)」を考えながら、気分が上がる仕上げ方のヒントも紹介していきます。
答えは「こうすればいい!」ではなく…、迷ったままでも気持ちよく食べられる、そんな納得と「気分の整え方」をお届けします。
緑のたぬき:天ぷらはいつ入れるのが正解なのか


「先入れ」ならトロトロ、「後のせ」ならサクサク ─ 想像しただけでお腹が減ってきますが…。緑のたぬき「先入れ・後のせ」問題…、正式な作り方は「先入れ」が前提です。
ライバル商品のどん兵衛が「あとのせサクサク天ぷら」で有名なので混乱しがちですが、緑のたぬきは、メーカーHPなどにも「あと乗せできます」といった記載は見当たりません。
商品パッケージには「天ぷらを入れるタイミング」が書かれていないので、「いつでもOK」なのかと思いきや…ちょっと待ってください。
緑のたぬきの場合、天ぷらは個包装されずに麺の上に乗っているだけなので、フタをはがした後に天ぷらを容器の外へ出してから熱湯を注ぐという作り方は、所定の調理方法から外れてしまいます。
つまり緑のたぬきの場合、「後乗せ」はあくまで「オレ流な食べ方」なのかもしれません。
緑のたぬき:あとのせは見た目も味も整えやすい


ここまでは「メーカー所定の…」という話をしてきましたが、筆者は気にせず「後のせ」しちゃう派です(あくまで私個人の話です)。フタをはがしたら天ぷらを取り出し、その辺にポンッと置く。
粉末スープを麺の上にあけ、熱湯を注いだらフタをして、その上で割り箸と天ぷらを置いて温めます。熱は無駄なく使うべきだし、なにより「この風情」がたまりません。
さて、「後のせ」の魅力は「サクサク」だけじゃありません。3分経ったら麺を持ち上げて、手前、奥、手前と波をうつように揺らして出汁に沈めれば、麺線がふわっと整います。



そのあと具材をきれいに並べ直し、最後に温まった天ぷらをそっと乗せる ─ たったそれだけで、カップ麺が「自分で仕上げた天そば」に昇華します。
特別なことは何も要らない。気分だけで味が変わる、試してみてください。





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