かつやの店頭でカツ丼を注文したいけど、「梅」「竹」「松」どれにしよう…と悩んでいる人へ。
この記事は、かつやのカツ丼における「梅・竹・松」の違いがよく分からず、メニューを前にスマホで調べたくなってしまった人に向けたものです。
安すぎてちょっと気兼ねしてしまう「梅」、何だかいかにも凄そうな「松」、その中間で普通感を出してくる「竹」。
価格やボリュームだけでは測れない、この3つの微妙な差と選び方を、実際にすべて実食・計測したうえで解き明かしていきます。
この記事を読めば、「自分がいま食べたいカツ丼」が迷わず選べるようになるはずです。
かつやのカツ丼「梅・竹・松」の違い



かつやに行くと、メニューの中でも特に迷いやすいのが「カツ丼の梅・竹・松」。肉が違うの?味が違うの?産地の問題?などなど…。
「梅」を注文したいんだけど、「ケチってると思われるかな?」なんて不安になる人も多いはず。なので、この3つの違いをキッチリ見ていきましょう。
まず「梅」は80gのロースカツが1枚で、コンビニのカツ丼弁当と同じ程度か、それよりちょっと大きいサイズ感です。
次に「竹」はロースカツの大きさが1.5倍の120gで、男性でもお腹いっぱいになるレベル。そして「松」は、梅と同じ80gのロースが2枚に卵が2個という、ドカ食い仕様になっています。
かつやではカツ丼以外にも「梅・竹・松」という表記を使っているメニューがありますが、基本的に「梅は肉80g」、「竹は肉120g」、「松は肉80gが2枚」という設定です。
梅と松は「量の違い」だけで味は同じ


カツ丼の「梅と松」は、ロースの種類も味付けもまったく同じです。違いは単純で、「カツ煮が1枚か2枚か」「卵が1個か2個か」ということだけ。
つまり、梅サイズのカツ煮が2枚乗ってるのが「松」なんです。「梅」がチーズバーガーだとしたら、「松」はダブルチーズバーガー。
実際に重量を計測してみましたが、「梅」の総重量は470gで、「松」はなんと683g。「松」は「梅」の1.4倍以上のボリュームがあることが分かります。
味の方向性はまったく一緒ですが、その満腹感はまるで別物。食後の感覚としては、「梅はふつうに満足」で「松は完全に腹パン」。「松」はまさに、カツ丼を2杯食べてるような気分です。



なお、「梅と竹」のご飯が270g程度だったのに対して、「松」は322g。公式情報にはありませんが、ちょっと「盛りがいい」ケースもあるようです。
竹だけは「カツのテイスト」が変わる




カツ丼の「梅と松」は量の違いだけでしたが、「竹」は話がちょっと違います。使われているのは120gの豚ロース。
「梅と松」に使われているのは80gで、これが1.5倍になるわけですが、ちょっとイメージしづらいですよね?なので実測してみました。
「松と梅」の80gロースが「幅14cm×奥行8cm×厚さ1.5cm(衣含む)」だったのに対し、「竹」の120gロースはなんと「幅18cm×奥行11cm×厚さ2cm(衣含む)」。
見るからに「デカいトンカツ感」が溢れ、箸で持った時のズッシリ感は全然違います。
卵と割り下の甘さでご飯をかっこむスタイルの「松と梅」に対して、「竹」は豚肉そのものの旨みでご飯を食べる感覚で、全く別の味わいです。
かつやのトンカツを思う存分楽しめるカツ丼、それが「竹」。ある意味、「トンカツ好きのためのカツ丼」と言えるでしょう。
結局どれを選ぶのがベストなのか?


かつやのカツ丼に「コスパの違い」は特にないため、基本的には「どれだけ食べたいか?」で決めればOKです。
感覚的に、女性や一般的な胃袋サイズの方は「梅」で十分。公式HPで「おすすめマーク」が付いているのも納得です。
もう少し満足感を上げたいなら「竹」。ロースのうまみがしっかり感じられるので、リッチな気分に浸れます。でもかなりお腹が膨れるので、空腹度によっては重たく感じるかも。
そして、とにかくガッツリ食べたいなら「松」。カツ丼を2杯食べる感覚と、税別1,000円以下で着丼するこのボリュームは、「カロリーこそ正義」と信じる人にとって、かなり神な設定かも。
とはいえ、人を選ぶサイズであることもまた事実…。どれが「正解」かは、その日の腹具合と目的次第です。迷ったら、この記事の数字と感覚を思い出してみてください。
※重量やサイズは実測値です。店舗や提供タイミングにより前後する場合があります。








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