「セブンの蕎麦って実際どうなの?」「コンビニのざるそばで満足できるの?」と思っている方に向けた実食レビューです。
安くて手軽なぶん正直あなどっていたセブンのざるそばですが、食べてみたら予想を超えて“ちゃんと美味しい”一杯でした。
この記事では麺の香りや食感、つゆの完成度、334kcalという軽さと満足感のバランス、さらに栄養バランスや腹持ちを考えたちょい足しアレンジまでご紹介します。
読み終えたときには、「今日のお昼、これにしようかな」と思えるかもしれません。
セブンのざるそば、これは本気だった
380円のコスパ、想像以上

今回食べたのは、セブンイレブンの「ざるそば(税込410.40円)」。コンビニそばの中でも最もスタンダードな一品です。価格だけ見ると「軽めに済ませたいとき用かな?」という印象でした。
でも実際に開けてみると、つゆ・わさび・ねぎ・刻み海苔がすべて個包装で、想像以上に“ちゃんとしてる”。しかもつゆは注ぎ式ではなく、別容器に移して食べる“つけそば仕様”。
このひと手間だけで「“食べてる感」が一段階アップします。
麺の量も見た目以上にしっかりしていて、香り・雰囲気ともに本格的。正直、ここまで丁寧に作られているとは思いませんでした。この価格帯でこの仕上がり ─ セブン、あなどれません。
麺の香りと色で本気が伝わる

パッケージを開けてまず目を引いたのが麺の色と香り。うっすら茶色い粒が混ざっていて、見た目からして「お、そばっぽい」と思わせてくれます。
香りもふわっと香ばしく、袋を近づけた瞬間に「これ普通にうまいやつだ」と確信。
さらにありがたいのが麺のほぐれ具合。コンビニの冷麺ってカチカチでほぐし水がないと絶望することありますよね。でもこのざるそばは箸で少しほぐすだけで自然にバラけてくれるんです。
ちなみに刻み海苔はややまとまりやすいので、先に麺をほぐしてからトッピングするのがおすすめ。見た目も整って、気分も上がります。
W出汁つゆが、レベル超えてた

正直、最初の一口で「つゆうまっ」と声が出ました。そばの印象って、つゆの完成度で8〜9割決まると思ってる派なんですが、これはその基準を軽く超えてきました。
鰹と昆布のW出汁が効いていて、しょうゆのキレの奥にほんのり甘みと旨みが残る絶妙なバランス。濃すぎず、薄すぎず、薬味との相性も抜群。
麺自体にやや乾き感はあるけれど、つゆにつけた瞬間にすべてが馴染みます。
最後はつゆを飲み干したくなるほど。これはもうコンビニ飯というより立ち食いそば屋クラス。セブンの本気、受け取りました。
ざるそば×サラダチキンで満足感アップ
薬味が優秀。海苔・ねぎ・わさびの仕事

セブンのざるそばに付属している薬味、実はかなり優秀です。わさび、ねぎ、刻み海苔がそれぞれ別パックで、好みに応じて調整できる仕様。
特にわさびは、つゆに溶かしてもいいし、麺にちょこんとのせてもOK。ピリッと爽やかな刺激が冷たいそばの清涼感をより引き立ててくれます。
刻み海苔も別添えでちゃんと“ざるそば感”を演出してくれるのがうれしいポイント。ただし注意点としては、海苔が細かすぎてパッケージ内にくっつきやすく、振りかけるときに若干ストレスがかかる点。
早く食べたいのにうまく撒けない…というもどかしさすら“儀式っぽさ”に感じられるのは、ちょっとクセになるかもしれません。
334kcalでしっかり満腹

見た目も食感も軽やか、そしてカロリーもたったの334kcal。「軽すぎるかな?」と思いきや、しっかりお腹にたまってくれる意外な一杯です。
冷たいそばの良さは「のど越し」だけじゃなく、後からじんわり効いてくる“腹持ち感”。このざるそばもそのタイプで、食後1時間くらいすると「けっこう満足してたな」と実感が湧いてきます。
しかも“重くない”のが最大の武器。午後も動く予定がある日、なるべく胃に負担をかけたくないシーンにぴったりです。
ヘルシーなのに満たされる ─ それって実は、コンビニランチの理想形かもしれません。
サラダチキンでタンパク質もプラス

今回ざるそばに追加したのは、セブンの定番サラダチキン(プレーン)。
この組み合わせ、正直めちゃくちゃアリです。さっぱりしたそばに、淡白だけどジューシーなチキンのボリュームが加わることで、一気に“定食感”が出るんですよね。
蕎麦だけでは物足りない人にも、胸肉どーんで“ちゃんとした昼ごはん”に格上げされます。しかもこれ、ボリュームあるのにトータルカロリーは500kcal以下。
実際、昼にこれを食べたあとは夜までまったくお腹が空きませんでした。この「満足度とカロリーのバランス感覚」、セブンにしてやられた感がすごいです。
まとめ

正直、コンビニのざるそばにここまで満足させられるとは思っていませんでした。味も香りもボリュームもちゃんと“食事”として成立していて、しかも334kcalという軽さ。
サラダチキンを足せばタンパク質も補えて、500円以下の昼ごはんとしてはかなり優秀です。
もちろん専門店のような“手打ち感”や“職人技”はないけれど、「忙しい日でも、なるべく軽くて満足できるものを食べたい」という気持ちにしっかり応えてくれる構成力。
セブンのざるそば、これは確かに“地味ウマ最強”かもしれません。次にセブンに立ち寄ったとき、ふと思い出してもらえたらうれしいです。
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