東横インの朝食がひどい?:かつて「しょぼい」と言われた朝食の現在を確かめた

東横インの朝食がひどい?:かつて「しょぼい」と言われた朝食の現在を確かめた 食べる

東横INNに泊まろうか迷っているとき、「朝食付き(無料)」という条件がちょっと嬉しい反面、「でも無料ってことは”しょぼい”んじゃないか」と不安に感じることもあると思います。

実際、東横INNってあまり朝食にこだわってるタイプのホテルではなかった気がする…という印象をお持ちの方も多いかもしれません。

この記事ではそんな不安を抱えている方に向けて、実際に東横INN長崎駅前で無料朝食を食べてみたときの内容を詳しく紹介していきます。

宿泊を検討されている方にとって、東横INNでの朝食が具体的にイメージできるようになるはずです。

 

長崎駅前で楽しんだ東横インの朝食

朝からワクワクするパンのコーナー

朝からワクワクするパンのコーナー

朝食会場に入って最初に目を引いたのは、パンがずらりと並ぶコーナーです。

クロワッサンやチョコロール、よもぎロールにミニデニッシュなど、見た目にも華やかで種類が多く、朝から気分が上がります。

それぞれが小さめに作られていて、食べ比べができるようになっているのも嬉しいところ。なんと、朝から豪快に全種類をお皿に盛っている人の姿も見かけたほどです。

焼き立てというわけではなさそうでしたが、ほんのりツヤのある茶色のパンが並ぶ様子は、それだけでお腹が刺激されます。

マーガリンやいちごジャムも近くに用意されていて、甘いパンとの組み合わせも楽しめます。パンの種類にここまで力が入っているとは思っていなかったので、無料朝食とは思えない華やかさを感じました。

皿うどんと焼きちゃんぽんを食べた感想

皿うどんと焼きちゃんぽんを食べた感想

東横INN長崎駅前の朝食には、ご当地メニューとして「焼きちゃんぽん」と「皿うどん」が並んでいました。どちらも少しずつ取って味わえるので、朝でも気軽に楽しめるのが嬉しいところ。

「焼きちゃんぽん」は太めの麺が使われていて、モチモチとした食感が印象的。野菜やかまぼこといった具材もたっぷり入っていて、見た目以上にしっかり作られている印象でした。

「皿うどん」は細い揚げ麺にとろみのある餡がかかっていて、全体的にやさしい味つけ。朝にちょうどいい軽さです。

こうしたご当地メニューが朝食に入っているのは、全国に展開している東横INNならではの工夫かもしれません。

特に出張の際など、時間の都合で名物を食べそびれることもありますが、「この朝ごはんで救われた」経験をお持ちの方もいるかもしれません。

おかずとスープで感じた充実感

おかずとスープで感じた充実感

ホテルの朝食で特に気になるのが「おかずの種類」です。東横INNの朝ごはんは、いくつもの料理がきれいに並んでいて、どれを取ろうかつい迷ってしまうくらい。

特に印象に残ったのは、ご当地メニューの「長崎かまぼこ」や優しい味の卵焼き、ナポリタン、肉団子、ひじきなど。

和と洋が混ざったラインナップで、少しずつ盛り付けるだけでもお皿がにぎやかになります。スープも3種類あり、この日は味噌汁、ポタージュ、たまごスープが並んでいました。

無限カレーライスにも挑戦できる仕様なので、朝からガッツリ食べたい人にも完璧です。この日は6時半の朝食スタート直後から次々に人が来て、全体が賑やかな雰囲気に包まれていました。

全体を通して「無料とは思えないほどの内容」に、大満足できる朝ごはんだと言えます。

 

実際に食べて分かった朝食の印象

特にうれしかったポイント

特にうれしかったポイント

今回の朝ごはんで印象に残ったのは、無料とは思えない「選ぶ楽しさ」でした。

パンもおかずも種類が多く、どれを取ろうかと迷いながらトレイを持って歩く時間に、ちょっとした気持ちの余裕が生まれる。

かつての東横INNには「おにぎりとコーヒーだけ」といった簡素な朝食イメージがあり、自分も食べずにチェックアウトすることが多かったと記憶しています。

もともと東横INNといえば駅近なのにコスパ良し、施設は清潔でサービスも良好という「コンビニ的な便利さ」が強みでした。

そんな東横INNですが、あの頃の朝ごはんがずいぶん変わってきているのかもしれません。便利さに加えて、朝にも手をかけてくれるようになったのは、使う側にとってありがたい変化だと感じました。

強いて言えば気になるかもしれないところ

強いて言えば気になるかもしれないところ

まあでも、「気になるところ」もかなり無理して三つ絞り出してみます。まず一つ目は「和食派は物足りなさを感じるかもしれない点」です。

この日のメニューはご当地の麺類に力を入れている分、ご飯のお供になるような焼き魚や納豆、海苔といった定番の和朝食メニューは見当たりませんでした。

二つ目は「パンのトースターがなかったこと」です。これは焼き立てが好きな方には、少し物足りない印象を持たれてしまうかもしれません。

そして三つ目は「飲み物の種類が少ないこと」です。この日は冷水・アップルジュース・ほうじ茶・コーヒーに、カレーを入れても5種類。

ただこれらの点も店舗や日によって変わる可能性があるため、一概にマイナスとまでは言えません。個人的には大満足の朝ごはんでした。

全体を通して感じた朝食の印象

全体を通して感じた朝食の印象

東横INNで食べた今回の朝ごはんは、無料サービスという枠を超えた内容だったと思います。料理の種類が多く、パンもおかずもそれぞれに工夫が感じられて、全体として明るい雰囲気がありました。

味はどれも食べやすく、ボリュームも朝にちょうどいい。

今回の提供スタイルは定番の「ビュッフェstyle」でしたが、東横INNでは「具おにぎりstyle」や「いろいろサンドstyle」もあり、ホテルによって異なるようです。

実際に自分が宿泊するホテルの朝ごはんスタイルは、東横INNの公式サイトで確認できます。確かに私もかつては「しょぼい」という印象を持っていたかもしれません。

でも今回実際に食べてみて、その印象は完全に変わった。とても満足できる朝ごはんでした。

 

まとめ

東横INNの朝ごはんについて、私自身あまり印象が残っていませんでした。

出張などで泊まることはあっても朝は時間に余裕がなく、これまでも朝食会場に立ち寄らずにそのまま出発してしまうことが多かったと思います。

なので、東横INNで朝食をちゃんと見て選んで、食べてみたのは久しぶりでした。パンやおかずの種類も多く、ご当地メニューも含まれていて、会場の空気も落ち着いていた印象です。

決して「豪華」というわけではないけれど、必要なものが過不足なく揃っていて、これが無料なら「言うことなし」だと思います。

いままでは「コンビニ的な便利さ」に惹かれて、ビジネスで利用することが多かった東横INN。今後はプライベートな旅行でも、宿泊先として活用したくなりそうです。

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