「秘書ってなんで美人が多いんだろう?」─ この記事は、そんな疑問を持った人に向けて書いています。
実際、一般人が秘書に接する機会なんてないし、テレビや映画、男性向けコンテンツなんかで見る「美人秘書」のイメージが、いつの間にか刷り込まれてるような気もしますが…。
でもそれって、「現実の秘書」を再現した姿なんでしょうか? この記事ではまず、「秘書は美人」という前提を一度疑うところから、秘書という仕事の実態についても紹介していきます。
黒いタイトスーツに身を包む「あのイメージ」と、現実のギャップを知っておいても、損はしないハズ…です。
まず「秘書は美人である」という前提を疑うべき

美人秘書 — まあ、「男子たち夢みたいなもの」かもしれませんが…、本当に「秘書が美人なのか?」、深く考えたことはありますか?
実際、「秘書に美人が多い」なんてデータは存在しません。そもそも秘書は女性限定の仕事でもなく、特に政治の世界では男性秘書の方が多いケースも珍しくありません。
秘書からキャリアを重ねて政治家になる人も多いので…、「あのハゲ頭の男性議員が元美人だった?」と…、そういうことです。
ただ、「誰かの隣に立つ」仕事柄、秘書は身だしなみや所作を整える人が多いのも事実。結果として「美しく見えやすい」条件が揃うことはありますが、それと「美人が多い」とはまったく別の話。
これ、「力士の奥さんに美人が多い」のと構造は同じです。なので、なんとなく思っていたこのイメージを、いったん見直すところから始めてみるべきなんです。

なぜ「秘書は美人」というイメージができたのか

じゃあ「秘書は美人」ってイメージはなぜできたの?ですが…、このイメージは、あくまで物語の演出として「都合よく」作られてきたものです。
きっかけはドラマや映画、あるいは男性向けコンテンツの中で繰り返し描かれてきた「わかりやすい構図」。
秘書はいつも「権力者の隣」にいる存在なので、そこに「美人の要素」を加えると、権力・魅力・距離といった空気感が説明不要で伝わります。
要は、そのほうが物語として成立しやすいから「美人にした」というだけの話。求められたのはリアルな再現ではなく、見る人に一瞬で意味が伝わる「記号としての美人秘書」。
歴史上でも、権力者に美人は付きものです(クレオパトラ・楊貴妃など…)。つまり、「美人がいると場が締まる」という効果が狙われた結果、「美人秘書」が広く社会に刷り込まれていった、というわけです。
秘書という仕事の「勝手な理想」と「ガチな現実」

さて、現実の秘書はどうなのか?私が知っている秘書さんたちは、意外にも「ベテラン女性」ばかりです。なぜなら、秘書の価値は調整力や関係の仕切り、信頼関係の構築といった実務スキルだから。
たしかに役員や幹部の「すぐ隣」に立つことも多いようですが、それと同時に、舞台裏で全て回す存在でもあるわけです。
そしてこの仕事、誰かが簡単に代われるものではありません。それは相手との相性や空気感の把握、文脈の理解みたいな部分が重要だから。
しかも形式上は組織の一員でも、実態は「その人に雇われてる」くらいの距離感があるので、キーマンが辞めれば秘書も一緒に職を失うリスクすらある。
長く信頼されているベテラン秘書が手放されないのは、そんな背景が影響しています。つまり秘書とは、若さや見た目ではなく、実務能力と信頼の積み重ねが評価される仕事なんです。








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