馬橋千成亭でラーメンを食べてみた:巨大な丼に「目が点になる」街中華とは

馬橋千成亭でラーメンを食べてみた:巨大な丼に「目が点になる」街中華とは 食うカニ?

馬橋駅の周辺でラーメン屋を探していて、「千成亭ってどうなんだろう?」と思ったことはありませんか?

実はこの街中華、想像を超えるサイズ感で出てくるラーメンが名物です。ただ、初めてだと入りづらそうに見えたり、何を頼めばいいのか迷ったりする人もいるはず。

この記事では馬橋千成亭の店構えや雰囲気、驚きのビジュアル、そして実際に食べてみて感じた味のバランスまで、事前に知っておきたいことを実体験ベースでまとめています。

知らずに行ったら驚く、でも知っていれば満足度が跳ね上がる ― そんな馬橋千成亭の魅力を、ありのまま伝えます。

 

千成亭ってどんな店?:外観と店内の雰囲気

千成亭ってどんな店?:外観と店内の雰囲気
千成亭ってどんな店?:外観と店内の雰囲気
千成亭ってどんな店?:外観と店内の雰囲気
千成亭ってどんな店?:外観と店内の雰囲気
価格、メニュー構成は本記事執筆時点のものです

千成亭は馬橋駅から徒歩4分の場所にある、昔ながらの街中華。赤い外観に黄色い看板という、いかにも「気合入ってます!」という見た目が印象的。

店頭のショーケースには食品サンプルがずらっと並び、昭和のまま時間が止まっているような雰囲気が食欲をそそります。

外からでも活気溢れる店内の様子がうっすら見えるため、初めてだとちょっとビビりますが…、勇気をもって入店すれば大丈夫!

店内は意外に広く、カウンター席が埋まっている時は一人客でも店員さんがテーブル席へ手際よく案内してくれます。

メニューは主に壁に貼られているタイプですが、常連さんたちは特に見ることもなく、即決で「ラーメンセット」を注文していく。

メニューの多さに迷っていた私ですが、常連さんたちのラーメンコールに流されて、結局「ラーメン半チャーハン」を注文してしまいました。

 

まず驚くサイズ感:巨大な丼とレンゲのバグ

まず驚くサイズ感:巨大な丼とレンゲのバグ
まず驚くサイズ感:巨大な丼とレンゲのバグ
まず驚くサイズ感:巨大な丼とレンゲのバグ
レンゲのスープを飲みきれなかったのは初めての経験

勢いで注文してしいましたが、他にはどんなメニューがあるんだろう?とキョロキョロしてるうちに、「はい!ラーメン半チャーハン!お待ち!」と料理が到着。

え?早くない?? 体感的には2分くらいしか経っていません。

てかこのラーメン、デカくね?? 並盛りでこのサイズ? ま…、まあいっか、食べよう。にしても、なんと美しい景色だろう。

そんなことを考えながら、レンゲでスープをすくって飲もうとした瞬間、「あれ…レンゲもデカくね?お玉くらいのサイズだし、ひとすくいのスープが口に入りきらない…」。

ラーメン丼がデカすぎて気付きませんでしたが、レンゲも同様にデカい。「相対サイズ感覚」というらしいのですが…、案の定、半チャーハンも半どころか「0.8チャーハン」くらいのボリュームです。

つまりこの店、全体的にサイズ感が(ありがたくも)バグってくれています。

 

ラーメン半チャーハン:教科書通りの街中華

さて、そんな馬橋千成亭のお味ですが、説明する必要もないかもしれません。この記事の写真から伝わるであろう、「理想通りの街中華」です。

まあでも、一応文章にもしておきます。

ラーメン

ラーメン半チャーハン:教科書通りの街中華
ラーメン半チャーハン:教科書通りの街中華
ラーメン半チャーハン:教科書通りの街中華

まずラーメンのスープは鶏ガラの風味が優しく広がる「あっさり系」で、見た目の迫力に反して塩気は控えめ、量の多さを忘れるほど飲みやすさが際立っています。

細めのストレート麺は「柳麺」のような軽さと喉ごしの良さがあり、ツーンと鼻に抜けていく香りと、パツンッパツンッっていう食感が心地いい。

チャーシューは煮崩れしない豚バラ系で、甘さを抑えつつもしっかり噛みごたえがあって、ラーメンをしっかり支えている感じ。

デカいレンゲも慣れてくると、スープをゴクゴク飲むのに丁度いい、全てのバランスが整ったラーメンでした。

半チャーハン

半チャーハン
半チャーハン
半チャーハン

半チャーハンは、卵・ネギ・チャーハンを具材としたシンプル構成。それでも火加減・油の香ばしさ・米のほぐれ方が絶妙で、男子が好きな「あの街中華チャーハンの味」がキッチリします。

見た目の派手さはなくても、食べ終えたあとの満足感はしっかり残る。ラーメンとチャーハン、ごく一般的なこのメニューこそ、街中華にとって「腕の見せ所」でしょう。

馬橋という、常磐線ではちょっと目立たない駅でラーメンを食べたい時だけではなく、このお店を目的に馬橋へ行く価値もある ― そんな「街中華の名店」でした。

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