「特級鶏蕎麦龍介・土浦学園通り店」が気になるけど、昆布水つけ蕎麦って実際どうなの?
見た目は映えるけど、味やボリュームに満足できるのか気になりますよね。ラーメンにしては上品すぎる…そんな先入観がある人こそ読んでほしいレビューです。
この記事では店の使いやすさから麺の食感、つけ汁との相性から具材のボリューム感まで、現地で体験したすべてを言葉にしています。
食べる前の迷いが解消されて「自分も行ってみたい」と思えるかどうか ─ 読み終わるころには、きっとその答えがはっきりしているはずです。
店舗の雰囲気とアクセスの良さ
駐車場と立地の便利さ

土浦の学園通り沿いにある「特級鶏蕎麦 龍介」は、車で移動する人にとって使い勝手の良いお店です。
訪問したのは土曜日の14時すぎ。駐車場には10台ほど車が停まっていましたが満車ではなく、余裕をもって停められそうな雰囲気でした。
通り沿いにあるので目印も見つけやすく、ナビで向かえばアクセスもスムーズ。立地としては「ついでに寄る」というより、最初から目的地に設定して向かうタイプのお店だと感じました。
周辺は落ち着いた雰囲気のエリアで、車を停めたあともバタバタせずに入店できるのが好印象。混雑のピークを外せば、待ち時間や駐車の心配をせずに楽しめます。
無理せずゆったり食べたい日には、こういう落ち着いた立地がありがたく感じます。
入店から支払いまでの流れ

お店に入るとすぐ左手にタッチパネル式の券売機があり、支払いは現金だけでなく交通系ICやバーコード決済にも対応。
PayPayやd払いなど主要なQR決済が使えるので、財布がなくてもスマホひとつで済んじゃうのは地味に助かります。
並び方や座席誘導もスムーズで、初見でも「どうしたらいいの?」と戸惑う心配はゼロ。人気メニューにはしっかり写真とマークがついていて、選ぶのも迷いません。
今回は「昆布水つけ蕎麦」に麺100g増し(+100円)をオーダー。食券を購入したらそのまま店員さんに渡して、着丼を待つスタイル。
ランチ時のピークを過ぎていたせいもありますが、全体的に待ち時間が短く、テンポ良く食事までたどり着けたのが好印象でした。
店内の座席とサービス対応

ラーメン屋というとカウンターだけの狭い空間を想像しがちですが、ここは4人掛けや6人掛けのテーブル席がしっかり揃っていて、ちょっとしたファミレスのような雰囲気。
家族連れや友達同士でも、気兼ねなく入りやすい印象です。席の間隔にもほどよく余裕があり、まわりを気にせず落ち着いて食べられるのも好ポイント。
しかも接客がすごく丁寧で、「紙エプロンいかがですか?」と自然に声をかけてもらえるのが嬉しいところ。おしゃれ着のまま勢いよく啜っても、安心して食べ進められます。
店員さんの動きにも無駄がなく、静かな店内の空気感も相まって、ゆったりとした時間が流れている感覚。味だけでなく、過ごす時間まで含めて満足感が残るラーメン店だと感じました。
昆布水つけ蕎麦の実食レビュー
麺の見た目と食感のインパクト

着丼した瞬間、思わず「うわ…すごい…」と声が漏れるほど、麺線の美しさに圧倒されました。細くてまっすぐ、表面はつやつや。
300gに増量していたこともあり、どっしりとしたボリューム感もあって視覚的なインパクトがすごい。
お箸で持ち上げると、まるで針金でも掴んでるのか?ってくらいピンッと張ってて、思わず「硬っ!」と笑ってしまうレベル。
でも噛んでみると「コリッ」と歯切れが良くて、つるんとしたのどごしがあとを引きます。細麺なのに一本一本が存在感を放っていて、小麦の香りもふわっと立ち上る。
ただの「麺」じゃなくて、もはや主役として成立している感覚。こういう麺が出てくるお店、正直かなりレアです。
昆布水と塩で味わう爽快感




このお店の最大の特徴は、麺が「昆布水」に浸って提供されること。しかもただの水じゃなくて、冷たく締められた昆布出汁の中に、あの芸術的な麺がたっぷりと泳いでいます。
まずは何もつけずにそのままひと口。これがもう衝撃的にうまい。つるんとした喉ごし、小麦の香り、そして鼻を抜ける昆布の風味。
もうこの時点で「え、これだけで満足かも」と思えるくらい。続いて卓上の塩を少しふって、さらにひと口。味に輪郭が出て、昆布のうま味がより際立ちます。冷たくて軽やかで、それでいて味がある。
この昆布水、つけ汁に入れず最後まで飲み干したくなるくらい。夏バテ気味のときや、重たいラーメンに飽きた日には最高の救世主になってくれそうです。
甘旨つけ汁と具材の満足度





対するつけ汁は、どっしりと濃厚な甘じょっぱ系。つけ麺にありがちな「魚介&節系」というより「煮豚の煮汁」といった印象で、表面にはしっかり脂も浮いています。
これがまた昆布水との対比になっていて、「淡と濃のバランス」が絶妙。麺をさっとくぐらせれば、一気に満足感が爆上がり。
甘さとコクが押し寄せてくるのに、後味はなぜか重くない。しかも具材も手抜きなし。
スープの底にはサイコロ状のチャーシューと平たいチャーシューがゴロゴロ沈んでいて、レンゲを入れるたびに宝探し状態。
標準メニューでも具の量は多めで、麺増量しても最後までバランス良く食べきれました。「あー、ちゃんとしたお店のつけ麺食べたな」っていう充実感が、最後の一滴まで続きます。
まとめ
最初は「昆布水ってなんか上品すぎて物足りなそう…」なんて思ってました。でも実際に食べてみると、そんな不安は一瞬で吹き飛びました。
キンと冷えた昆布出汁に浸った細麺は、まさに主役級の存在感。つるつるで香り高くて、それだけで成立する完成度に、かなり驚かされます。
そして甘くてコク深いつけ汁。ここに麺をくぐらせると、一気に満腹中枢まで満たされるバランス感覚がすごい。しかもチャーシューの量もサービス精神旺盛で、ちゃんとお腹いっぱいになります。
アクセスの良さや席の使いやすさも含めて、ただのラーメン屋とはひと味違う「使える店」って感じ。
重すぎないけど満足感たっぷりの一杯が食べたいとき、ここは間違いなく候補に入れていいと思います。

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